読書体験と知識を共有できるメディア活用

読書で得られるメリットは?

読書の機会が減っている?

スマートフォンやタブレットの普及が急激に拡大したことにより、ネットにつながっていれば、どこにいても情報を得ることができる環境が整っています。
このことにより、希望するタイミングで断片的な情報を容易に得ることで満足してしまい、時間をかけて情報や知識を得る「読書」が嫌煙されてしまっている、という現実があるようです。
また、「読書」をするタイミングとしては、休日のゆっくりとした時間や、就寝前のリラックスしている時間が上位を占めています。
生活環境の変化だけでなく、日頃の生活や仕事で受けるストレスや疲労などで、ゆっくりとした時間やリラックスした時間が取りにくくなっている、という状況も、読書に割く時間の減少につながっていると考えられています。

紙の本の利用は意外と多い

紙媒体の減少は依然として進んでいます。
創刊100年を迎えた伝統ある雑誌も、休刊を決定、あるいは廃刊を決定し、電子版に全面移行となるニュースは後を絶ちません。
実際、2000年に5000万部だった発行部数も2021年には3300万部まで減少しています。
とはいえ、紙の本を読書に利用している方は一定数存在します。
デジタル書籍と紙の本、どちらを利用するかをアンケートしたところ、20代、30代の方はどちらも利用する方の割合は50%以上と高く、40代以上になると、紙の本のみの比率が1位となります。
紙の本を選択する理由は、「慣れているから」、また、「所有館があるから」といった意見が上位となります。
デジタルと紙、併用している方は読むジャンルによって媒体を使い分けている様です。


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