読書体験と知識を共有できるメディア活用

読書体験を共有するということ

ソーシャルリーディングとは

読書して得た知識や感想を他の方と共有する方法として、従来は、家族や身近な知人との会話がメインでした。
でも、インターネット上で個人同士が直接つながることを可能にしたSNSの普及にともない、情報の共有がより手軽に、しかも、遠く離れた人たちとも共有できるようになりました。
SNSを利用したこの読書体験の共有は「ソーシャルリーディング」と呼ばれています。
電子書籍が一般的になった2010年頃から注目され始めましたが、現在では、電子書籍に対するものに限らず、紙の書籍についての利用にも広がっています。
個人的なものであった「読書体験」が他社との体験共有、そして、個人の表現ツールとして市民権を得ています。
新たな読書スタイルとして、各方面から注目も集めています。

読書経験の共有で生まれるつながり

電子書籍端末はソーシャルリーディング機能の活用に積極的です。
気になった書籍の文章にハイライトを付けると、任意の読者の端末でもそのハイライトが表示され、登録したメッセージも、リアルタイムで共有できるという機能です。
同じ端末間だけでなく、SNSとの連携も可能で、本のタイトルや通販サイトのリンク、記入した乾燥などが自動的に投稿される機能も搭載しています。
その本の作者がこの機能を利用していれば、本人の解説付きで読み進められるということも。
読書している方の中には、これらの情報を共有したくない、という事もあると思います。
そういった場合は、設定画面でSNSのアカウントを削除しておけば、煩わされることなく、集中して読書に没頭できます。


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